設計日和 菅野企画設計の「和」「木」「匠」情報

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一宮市で進めていた築80年の古民家再生工事が完成!(植松)

2018.03.27  Category: 古民家再生・リフォーム

愛知県一宮市で進めていた、築80年住宅の古民家再生工事が完成しました!
施工は、澤崎建設株式会社一宮支店が行いました。


「大きな地震が来ても安全にしてほしい」
「階段を緩くして、位置も変えたい。」
「隙間風が入ってきて寒いから、断熱改修がしたい。」
「水回りが暗くて狭い・・・」
お客様は、古民家ならではの問題点!を抱えていらっしゃいました。

そこで、まずは前嶋、伊藤、大江と4人で現地を訪ね、一日がかりで小屋裏から床下まで調査しました。


調査の結果、この建物の耐震補強には、土壁の粘り強さを生かすべきだと判断し、「限界耐力計算」に基づいた耐震設計を行うことにしました。

そして、客様のご希望を反映しながらも、既存の土壁をなるべく壊さないで、不足している耐力壁を補える間取りを検討していきました。



▲ジャッキアップ工事の様子

柱の倒れや床の不陸の調査結果を分析したところ、建物の西側に地盤沈下が生じていることが判明しました。

そのため、建物をジャッキアップして、土台を水平に戻す工事を行いました。
最大でも7cm!のジャッキアップは、難しい作業です。
少し上げては下げ・・・慎重に作業を進めました。




▲補助金申請の中間検査の様子。

新たに設けた耐力壁には、土壁同等の粘り強さが得られる“荒壁パネル”を採用しました。

耐震補強計画を第三者機関に審査してもらい、一宮市の補助金申請も受けることができました!



▲(改修前)田の字型間取りの和室


▲(改修後)リビングダイニングになる部屋はフローリングに改修。襖の奥は仏間です。

以前の畳敷きから、仏間以外はフローリングやカーペット敷きに変更しました。
ただ・・・法事の際などには、襖を開け放ってワンルームで使用します。


インテリアのコーディネートは、イメージパースをお客様にお見せしながら進めました。

たくさんのサンプルを机の上に並べ・・・
ひとつひとつ、お客様と決めていきました!

「この部屋の塗り壁は、ちょっと派手すぎたかな?と心配したけど、いい感じ!に仕上がりました」笑顔のご夫婦を見て、とてもうれしく思いました!


「家具のご提案もできますよ!」
と以前、奥様にお伝えしていたところ・・・

「部屋にマッチした家具も提案してもらえますか?」
「ありがとうございます」現在、コーディネートを進めています!