設計日和 菅野企画設計の住まいのコラム

設計日和 菅野企画設計の住まいのコラム

愛着ある古民家の曳き家を諦め、新築木造住宅を設計中!(福田)

2017.10.31  Category: 和の家(新築住宅)

岐阜県本巣市の50歳代のご夫婦から、
「現在の住まいは昔ながらの田の字型の間取りで、とても使いづらい。建て直したいと思っていますが、この家にも愛着があるので、曳き家をして残せないものでしょうか」
とご相談を受けました。

現地に伺ってみると、広い敷地に、趣きある和風住宅が建っていました。




玄関を入ると、広い土間。式台を上がると、和室が田の字型に並ぶ昔ながらの間取り。
歴史を重ねた柱は差鴨居でがっしりと固められ、天井には2階の梁と床板が露出する、伝統的な構造です。

建物の状態は比較的良好でしたが、曳き家をするとなると、基礎を造る工事費の他に、整地や木の伐採も必要です。
『曳き家をしないで耐震改修は?』とも考えてみましたが、
お客様の求める間取りにするには、やはり大がかりな工事になりそうです。

お客様に説明すると、
「思ったより費用がかかりそうですね。わかりました。諦めて、建て直すだけにします。」
曳き家にこだわっていたご主人も納得された様子。


そんな経緯を経て、
木造2階建て住宅の新築計画がスタートしました。

ご夫婦と何度も打ち合わせを重ね、間取りを検討しました。
間取りがほぼ決まったところで、インテリアパースを作成し、ご覧いただきました。



△階段が中にある、広さ19帖のLDK。​


また、住宅設備のショールームへ同行し、キッチン選びのお手伝いをしました。

「どのメーカーがいいのか、私では見当がつかないので教えてください」は奥様。
そこで、まずは陶器が特色のTOTOと、人造大理石が特色のトクラスへお連れしました。



△ショールームで説明を受け、興味津々の奥様。

その他にも、ホーローのタカラスタンダード、ステンレスのクリナップなど、各メーカーごとに特色があります。
興味のある方は、各メーカーのショールームを訪ね、説明を受けてみるのもおススメです。



現在、設計が終了間近。最終図面をご説明してから工務店に見積を依頼します。
工事は、来年1月に着工予定です。