木造伽藍

浄土宗西山禅林寺派 善光寺 本堂・十王堂新築 愛知県知立市
本堂建て替えのご相談を受けたのは2014年の夏でした。住職を兼務されていた長善寺住職からお電話をいただき、早速現地を訪ねました。

「道路拡幅で境内が25坪以下に減歩されるんです。そんな狭い敷地でも本堂ができるものでしょうか」
「大丈夫です。伝統的な本堂の形にこだわらなければ可能です」

旧本堂には、十王像がお祀りしてありました。
「十王堂を造りましょう。地獄をイメージするような部屋に閻魔様をお祀りして・・・そこを出ると明るい極楽!そんなアイデアはいかがですか」

花頭窓の中には弘法大使が祀られており、道行く人を見守っています。
  • ■木造2階建て
  • ■床面積/88㎡(約26坪)
  • ■2015年11月竣工

  • 道路が広くなって、交通量が増えても、目立つこと。小さくてもお寺だとわかることを念頭に置いてデザインしました。
  • 道に面した花頭窓の向こうに、弘法大使がお座りなっています。道行く人を見守っています。
  • 本堂は17畳の広さで土足利用です。椅子席で30人が座れます。窓はありませんが、屋根のガラス瓦から太陽光が差し込み、暗さは感じません。
  • 旧本堂の手洗い石を再利用しました。
  • 2階に、お坊様の控室があります。のぞき窓から本堂の様子が見えます。
  • 幅1mの廊下に面して閻魔はじめ十王が並んでいます。ロウソクのような揺らぐ灯りの中で参拝者はいろいろな角度から睨まれているようです。
  • 十王堂を出ると・・・明るく高く、白い廊下。阿弥陀如来が出迎えてくれます。
  • 住職が岐阜県郡上市まで足を運び、木材と木材加工の様子をご覧になりました。
  • 棟梁は、郡上市白鳥の松下さんです。彫刻は全て弊社のオリジナルデザインです。
  • 桧、杉、松と日本の木をふんだんに使って建てたので、国から補助金をもらうことができました。
  • 落慶法要には、町内会の役員が参集しました。末永く地域の皆様に親しまれてほしいと思います。

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