木造伽藍

浄土宗 善導寺 十王堂新築 / 観音堂改築
愛知県東浦町
十王道:善導寺は市街地を見降ろす高台に建っています。この伽藍は、本堂へ至る斜面の途中に計画されました。床面積は約25坪。桧をふんだんに使った木造二階建てです。
1階が位牌堂で2階は十王堂。十王堂とは、死後の世界である冥府で亡者を裁く十王をお祀りするお堂です。
伽藍は八角形平面。それに伴いとてもユニークな外観になりました。これは、位牌堂は時計回りにスムーズにお参りできるようにしたい、という住職のご要望から生まれました。また、十王堂へは木の橋を渡って至るなど、見どころが多い伽藍になりました。

観音堂:歴史を重ねた観音堂改修のご相談を受けました。堂内に入ると・・・高さ約30cmの金色の観音様が雛段上に並んでいます。「この仏像にスポットライトを当てたらきれいだろうなあ」早速、観音堂の外壁をガラス張りにして、外からも拝める「光堂」への改修案をまとめました。すると数日後、「すてきな提案をありがとう」住職からメールが届きました。完成した観音堂は魅力的な光を放ち、夜の散歩の途中に立ち寄る方も多いそうです。
  • ■十王堂:木造二階建て/観音堂:木造平屋建て
  • ■床面積/十王堂:83.2㎡/観音堂:50㎡
  • ■2012年8月竣工
  • 改修前の観音堂は軒回りがかなり傷んでいました。また、耐震的にも不安がありました。外観は伝統的なデザインで、閉鎖的な感じでした。
  • 改修後の外観です。正面は引き分けのガラス戸。耐震上必要な壁は残し補強した上で、できる限りの透明感をデザインしました。
  • 日が暮れ始めると、堂内の様子が浮かび上がってきます。隣接する本堂の存在感が薄れ、観音堂が目立つ存在に変わります。
  • ますます日が暮れると、観音様が神々しく光り輝きます。照明は全てLEDを採用しました。
  • 間口3間×奥行3間の観音堂内部です。観音様の背後に10畳大の事務室が続きます。既設格天井に、事務室へ改修した部分の天井を吊り天井として再利用しました。昼間は、吊り天井の上から、屋根に設けた天窓から光が降り注ぎます。
  • お墓側の壁もガラス戸にしました。どこからも光り輝く観音様が拝めます。
  • 高さ約30㎝の金色の観音様が雛段上に並んでいます。観音様は立像、半跏座像、座像いろいろなお姿をしています。

大きい写真にポインタをのせると白い矢印が出ます。クリックすると次の写真に移動できます。

小さい写真をクリックすると、該当写真が拡大写真として表記されます。

一覧に戻る