納骨堂、山門、鐘楼など

曹洞宗 仙壽寺  鐘楼・水子地蔵堂 愛知県瀬戸市
鐘楼新築の相談を受けた時は、入母屋屋根で、基壇は倉庫にしてお祭りの道具をしまっておきたい。という程度のご希望でした。
その後、四本柱に控え柱を建てて豪壮な感じにしたい。ライトアップしたい。境内で盆踊りや手筒花火を行なうので、水子供養堂も移築して、広場を広くしたい…。
住職の思いはどんどん膨らみ、その全てが実現しました。
  • 鐘楼は入母屋屋根。柱は直径33㎝の桧を使いました。各丸柱に直径18㎝の柱2本を添わせ、四隅をがっちり固める。この工夫で、鐘を突くとき邪魔になる足元の貫を省略できました。
  • 壇はお祭り道具の倉庫も兼用しているので、3mの高さがあります。手すりは錆びないステンレス製。ただ、味気なく冷たい感じにならないように、擬宝子は地元陶芸作家にオリジナルで作ってもらいました。
  • 鐘楼に隣接して水子地蔵堂を造りました。樹木に隠れるように控え目に。屋根は切り妻。流れを3分割し大きさを感じさせない工夫をしました。正面から見ると、鐘楼の屋根とつながって見えます。
  • 「水子地蔵は、夜、そっとお参りされる方がいらっしゃるんです」という住職の言葉でひらめいたデザイン。壁にスリットを開け、中の様子がなんとなく見え、夜は灯りがこぼれる。
  • お祭りなどの時には、伽藍が華やかにライトアップされます。鐘楼にのぼる階段にまで照明を埋め込み、うきうきする演出を。ちなみに、写真は照明全点灯状態ですが、水子地蔵堂の普段は、ほのかな灯りです。
  • 鐘楼の基壇は鉄筋コンクリート造です。現場を訪れ、鉄筋検査、コンクリート受け入れ検査を行いました。
  • 住職と岐阜県高山市の八野棟梁の工場を訪ね、屋根の形、軒の反りを決めました。
  • 岐阜県中津川市の中島工務店の工場で、木材検査を行いました。
  • 水子地蔵堂は、桧の板をブロックにして、積み木のように組み上げました。
  • 堂内の壁には、塔婆を立てかける棚を造り付けました。
  • 鐘楼は、桧をふんだんに使い、伝統的な方法で組み上げました。
  • 金物加工職人が陶器の擬宝珠に合わせて、受け金物をステンレスで作ってくれました。
  • 随喜寺院、檀信徒の皆様、建築関係者が境内に参集し、落慶法要が厳修されました。
  • 鐘楼には梵鐘がつりさげられました。重厚な音が境内に響き渡りました。

大きい写真にポインタをのせると白い矢印が出ます。クリックすると次の写真に移動できます。

小さい写真をクリックすると、該当写真が拡大写真として表記されます。

一覧に戻る