鉄骨・RC造伽藍

日蓮宗 浄春寺  客殿・庫裡新築 静岡県静岡市
境内は、JR清水駅から徒歩10分の商業地域にあります。
旧客殿・書院は木造2階建て。数寄屋風の華奢な建物で、耐震力に不安がありました。
また配膳室がないなど、問題も。そこで、庫裡も一緒に建て替え、機能的な鉄骨造3階建て伽藍に。限られた境内を有効に活用することができました。
  • ■鉄骨造3階建て
  • ■床面積/446平方メートル(約135坪)
  • ■2013年2月竣工

  • 「お寺だからといって和風にこだわることはないですよ」は住職。曲面を使ったユニークな外観になりました。「でも、室内は和風でお願いします」
  • 「ソテツは残したい」住職のご希望を叶えるのは難題でした。工夫の甲斐あって玄関先にうまく納まりました。花頭窓をアクセントに。
  • 南側道路に面した3階建ての2、3階に住職のお住まいを配置。目線を気にせず、充分な採光を確保しました。
  • 桧板張りの式台を設けた8畳大の玄関。舞良戸の向こうに畳敷きの取次、床の間風の飾り棚がお客様を迎えます。
  • 階段下を利用した飾り台と、中庭を望む畳廊下。
  • 以前は2階にあった客殿。今回は1階に設け、28畳の広さを確保しました。襖の向こう、畳廊下越しに中庭が見通せます。
  • 玄関の脇に6畳の取次を造りました。お客様の接待やちょっとした事務に使います。数寄屋風のデザイン。壁に織部板をしつらえ、幅物も飾ることができます。
  • 2階に10畳二間続きの書院を造りました。旧伽藍の欄間と御簾戸の大きさに合わせて部屋を設計しました。
  • 12帖の寺務室を1階の玄関近くに配置しました。机、壁一面の本棚を使いやすく造り付けました。
  • 腰に織部タイルを張りました。随所におしゃれな「和」のデザインが溢れています。
  • 支持地盤が大変深かったため、7mの節杭を採用しました。節杭は、阪神大震災で高い耐震性が実証されています。
  • 現場でコンクリート受け入れ検査を行い、試験体を作りました。この4週間後、工場で破壊試験を行い、強度を確認しました。
  • 鉄骨工場で超音波探傷試験を行い、溶接の不良個所がないことを確認しました。
  • 上棟式は随喜寺院と建設委員の皆様、建築関係者が参集しました。
  • 高い気密と断熱性能を確保するため、断熱材や気密シートの施工には細心の注意を払いました。

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