鉄骨・RC造伽藍

真宗大谷派 大應寺  本堂・庫裡新築 愛知県名古屋市
築40年の旧本堂は、老築化が進むとともに使いづらくなっていました。隣地を境内として確保できたのを機に、鉄骨造で立て替えることになりました。
「地域のランドマークになるような本堂を造ってほしい。」そんな住職のご要望にお応えして、湾曲した屋根がユニークな伽藍デザインにしました。
  • ■鉄骨造2階建て
  • ■床面積/414.99平方メートル (125.5坪)
  • ■2010年竣工
  • 北側道路から望む外観。屋外階段を上って本堂に至ります。その上には、合掌型に屋根を造り、小口にはステンレス。鏡面に仕上げました。1階を庫裡に、道路側には5台分の駐車スペースと、名古屋市内の貴重な境内120坪を有効に活用しました。
  • 屋根の妻面中央壁には、ステンレスパイプで阿弥陀座像を造りました。また、ステンレス製の伝統的な懸魚を合掌部分に吊るし、お寺らしさをデザインしました。
  • 夜になると、阿弥陀様がライトアップされ、浮かび上がります。
  • 外陣は間口4.5間。鉄骨造ですが、堂内の丸柱、長押、天井格縁には無垢の木材を使いました。天井は内陣に向かうほど高くし、上昇感を表現。内陣境の天井は3.6mの高さを確保しました。
  • 内陣の間口は、ご本尊、宮殿、須彌壇、地袋の菱格子などの荘厳を再利用できるように、旧本堂と同じ4間で設計しました。内陣の床は外陣より30㎝上げ、天井は3.4mの高さを確保しました。
  • 外陣は19畳の広さがあります。椅子で利用していただくように、床はタイルカーペット敷きにしました。隣接する16畳の客殿はスライディングウォールで開閉でき、お参りが多い時は、35畳の外陣として使います。
  • 玄関を入って、正面が客殿。左に行くと配膳室と便所。右に行くと書院と後堂に通じます。
  • 書院は7.5畳。坊主畳を敷きました。間接照明と曲線を使ったデザインです。
  • 2階に納骨堂を造りました。以前は3階建て伽藍の屋上にあったので、お参りしていただくのに不便でした。今回は、屋外階段を上って、下足のまま利用できるように配慮しました。
  • 長さ6mの杭を22本打ち込みました。
  • 基礎の鉄筋を検査。鉄筋の径、ピッチ、配筋方法をチェックしました。
  • 現場でコンクリート受け入れ検査を行いました。
  • 鉄骨工場へ行き、溶接検査と鉄骨製品検査を行いました。
  • 合掌の複雑な曲線は、鉄骨を曲げて造りました。
  • 階段の手すりの親柱。擬宝珠を現代風にアレンジしてみました。

大きい写真にポインタをのせると白い矢印が出ます。クリックすると次の写真に移動できます。

小さい写真をクリックすると、該当写真が拡大写真として表記されます。

一覧に戻る