鉄骨・RC造伽藍

曹洞宗 龍淵寺  開山堂新築 愛知県日進市
晋山式の記念に開山堂を造りました。開山堂といっても、2階建て。1階は多目的ホール、2階が開山・位牌堂になっています。
敷地は本堂地盤より約1.2m低かったので、その差を利用して、緩い階段を上れば開山堂、ガラス手すりの階段を下りれば多目的ホールへと、変化のある魅力的な伽藍配置になりました。開放的な間取りを希望されたので、鉄骨造を採用しました。
  • ■鉄骨造2階建て
  • ■床面積/150平方メートル (45坪)
  • ■2006年竣工
  • 駐車場側から望むと、瓦葺きの大屋根から開山堂が顔を出しているような外観です。4本引きのガラス戸はホールへの玄関です。催し物の時は、この玄関から入ってもらいます。
  • 伽藍は、自然生えのエノキを痛めない場所に配置されました。この伽藍は死角になるので、防犯を考えて窓はガラスブロックを採用しました。南側に本堂が続いています。境内は小高い丘の上なので、見上げると、この面がよく見えます。
  • 親柱に擬宝子を載せた手すりが、上階の開山堂を予感させます。明るい吹き抜けの緩い階段を上って開山堂に至ります。丸窓の右下に見えるのが多目的ホールの天井です。
  • 階段を上ると正面に御開山がお座りになっています。落し掛けは花頭にデザインしました。丸柱や床は、桧板を着色ウレタンで仕上げました。ほんのり木目が浮き出ています。「漆よりいいねえ」檀家の皆さんの評判も上々だとか。
  • 多目的ホールは31畳の広さがあります。上階の開山堂の床をそのまま天井に現れしたデザインです。階段の突き当たりが玄関へつながる格子戸。その横には湯沸かしの引き戸。踊り場は書院につながっています。
  • 住職がこだわったガラス手すり。階段を見上げると、開山堂へ登る黒い階段が見えます。その向こうは本堂につながる引き戸です。高低差を生かした配置計画がよくわかります。
  • 駐車場側の玄関ホールです。左側の黒い磁器タイルはポーチから続いています。シャープな仕上がりを床の白石で際立たせるデザイン。上り框は4㎝とバリアフリー。正面に飾棚、その横はホールに続くガラス戸です。
  • 現場で鉄筋の配筋検査、コンクリートの受け入れ検査を行いました。
  • 住職に立ち会っていただき、鉄骨工場で加工方法と溶接を検査しました。
  • 赤瓦葺きの本堂の横に、鉄骨が組み上がりました。
  • 外壁には、現場発泡ウレタンを充てんし、高い断熱性能を確保しました。
  • 鉄骨構造ですが、伽藍の中は、木をふんだんに使い、伝統的な細工を施しました。
  • 花頭枠や彫刻類はオリジナルでデザインしました。
  • 開山堂の格天井に彩色画が寄贈されました。
  • 竣工式が行われ、檀信徒の皆様にお披露目されました。

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