鉄骨・RC造伽藍

真宗大谷派 深妙寺  本堂・客殿新築 愛知県江南市
境内は南から東にかけて、木曽川の堤防に接しています。
「今までは堤防から見下ろされているようで…2階建てにして、本堂を上階に配置してもらえませんか」は住職。それは、境内を有効に活用することにもなりました。
さらに、エレベーターやスロープを設けて、バリアフリーに。お参りの方が快適なように、床暖房と空調を完備。そして自然環境にも配慮した伽藍を…住職のご要望は盛りだくさんでした。
  • ■鉄筋コンクリート造2階建て
  • ■床面積/608平方メートル (184坪)
  • ■2007年6月竣工
  • 本堂は2階にあります。南側の堤防から、ちょうどいい感じで見ることができます。向拝の虹梁、木鼻は旧本堂の古材を再利用しました。高欄はステンレスのバッフル仕上げ。シルバーの鈍い光にも和を感じます。
  • 屋根の上にソーラーパネルを乗せて発電。軒樋で集めた雨水をタンクにため、庭の水まきなどに利用します。
  • お墓側からの外観です。見上げると、軒反りがよりダイナミックに見えます。下屋は銅板葺き。外壁は、漆喰と黒いタイルのコントラスト。シャープな色使いがなかなか好評です。
  • 本堂は間口7間の広さ。堂内に全く柱がないのでより広く感じます。天井は格天井。中央を折り上げて4.1mの高さを確保しました。参拝者だけでなく、お坊様も椅子式。内陣、余間の段差はなく板敷きです。
  • 本堂南側は30畳大の広いテラスになっています。そのテラスは全て屋根の下。窓はフルオープンの掃き出し折れ戸を採用しました。堂内から堤防の桜がきれいに見えるようになりました。
  • 玄関ホールと納骨堂の間に前室を設けました。重厚な格子戸を開いて入ります。正面には「池に蓮」をモチーフにしたエッチングガラスが嵌めこまれています。
  • 30畳大の納骨堂です。当初は広い客殿を計画していましたが、檀家からの要望で、その一部が納骨堂に変わりました。住職が選んだ赤い壁と、内仏を祀る宮殿の金がマッチしています。
  • 40畳大の客殿。住職は全ての部屋を椅子式でして欲しいと希望されました。床はカーペットタイル貼り。照明、空調機は天井に埋め込み、すっきりしたデザイン。壁は一面収納に利用されています。
  • 地盤が頑強なので、独立基礎です。その基礎を35cm×1mの地中梁で固めました。鉄筋検査、コンクリート検査を1階、2階と順次行いました。
  • 大工が屋根の反り、軒反りの原寸図を描き、修正を加えました。決定した曲線図に基づき、鉄骨、瓦も制作に入りました。
  • 住職に立ち会っていただき、木材検査を行いました。
  • 鉄骨工場で加工をチェックし、溶接検査に立ち会いました。軒反り部分を仮組みし、納まりを確認しました。
  • 本堂は鉄骨鉄筋コンクリート造です。鉄骨を芯にして、鉄筋を巻き付け、コンクリートで固めます。鉄筋コンクリートと鉄骨の良さを生かす構造です。
  • 納骨堂の入り口は幽玄な雰囲気にしたい。作家にいろいろ試作してもらいました。
  • 玄関の丸柱にボタンのブロンズ彫刻が載せたい。彫刻家にオリジナルで造ってもらいました。

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