木造伽藍

真言宗 赤岩寺  客殿・庫裡新築 愛知県豊橋市
平成23年の火災で旧客殿が全焼。平成25年春に新築のご相談を受けました。赤岩寺は開基1300年の古刹で、源頼朝、足利尊氏など歴史上の偉人たちからも加護されてきました。境内は赤岩山緑地に指定され、豊かな緑の環境が今も大切に守られています。
  • ■木造2階建て
  • ■床面積/499平方メートル(151坪)
  • ■2015年4月竣工

  • 山が近いので大量の枯れ葉を考慮して、切妻屋根が重層する谷の少ない外観にデザインしました。
  • 他の平屋の屋根に比べ一段高い屋根部分が向拝です。彫刻付きの虹梁と木鼻でお寺らしさをデザインしました。
  • 山門から本堂へ至る参道から見た様子です。参道側の差仕掛け屋根の下は納経所受付。スロープを登ると玄関、その向こうに客殿(慈光殿)が見えます。2階は住職家族の住宅が配置されています。
  • 本堂、愛染堂、薬師堂は規模が小さいため、普段の法要は以前から客殿が利用されていました。その為、今回新築された客殿(慈光殿)は本堂としても使えるように工夫しました。普段は内陣12畳+外陣52畳の本堂ですが、引き込み戸で、20畳の脇間×2室、24畳の内陣+外陣の3室に区切ることができます。
  • 引き戸で部屋を仕切った時の様子です。エアコンは天井裏に収納され、床暖房も完備しています。
  • 内陣は12畳の広さ。格天井の高さは3.5mです。
  • 玄関ホールは板敷で16畳の広さを確保しました。正面の襖を引くと廊下が続き、位牌堂、10畳の書院、倉庫が面しています。
  • 玄関に隣接して土足利用の応接室を配置。6畳の広さを確保しました。引込み戸で仕切ることができます。
  • 敷地は地山の上に盛り土がしてあったため、長さの違う肉厚4mmの鋼管杭を計182本打ちました。
  • 基礎の鉄筋、コンクリート、型枠を現地でチェックしました。構造部分は建築士の検査が必要です。
  • 屋根の反り、破風の形を決めるため、原寸検査を行いました。
  • 住職に愛知県江南市まで足を運んでもらい、使用する木材をご覧いただきました。
  • 欅、桧、杉、松と日本の木をふんだんに使って造りました。
  • 生憎の雨になりましたが、建設委員の皆様が参集して、上棟式が厳修されました。
  • 華やかな稚児行列に続き、新築した客殿で落慶法要が厳修されました。

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