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2018.1.30

幅3.6m!の細長い敷地に鉄骨3階建ての庫裡を設計中

2018.1.30

Category: 只今設計中

副住職の住宅を兼ねる庫裡新築の設計を依頼されました。

昨年、弊社設計で完成した本堂・客殿をご覧になって・・・
「あのお寺とは親しくしているんですよ。いやあ、いい感じになった。気に入りました」と住職。

お出入りの建設会社もあるそうですが・・・
「菅野さんはお寺の希望をよく聞いてくれるそうだから・・・今回は、是非お願いしようと思いましてね」うれしいことです。

 
お寺は、最寄りの駅まで徒歩5分の至便の地にあり、周辺には中高層ビルが立ち並んでいます。

境内の半分は墓地。残りの敷地には、山門、本堂、会館、休憩所、庫裡が並んでいます。

最近は、建築確認申請の審査が厳しくなり、既設建物の検査済証の有無が問題になります。

そこで、検査済証のない建物を調査。当時の建築基準法に適合していることが確認でき、ホッとしました。

 
庫裡を新築する場所は・・・
本堂と墓地の間、2間(約3.6m)幅の細長い敷地です。

現在も、木造2階建ての休憩所兼庫裡が建っているとはいうものの・・・お寺からの要望は、1階に参拝者用の便所、配膳、収納、住宅の玄関、自転車置き場を設け、2~3階は住宅。なかなか盛りだくさんです。

「この敷地にそれだけの部屋が入りますか?」
「何とかします。ご安心ください」
 
現在まとまりつつある庫裡の間取りは、2階にLDK及び便所・洗面所・浴室、3階に寝室・子供室を配置します。

特に2階は、墓参り用通路の上に約1mはねだし、23帖大のLDKスペースを確保するダイナミックな間取り。鉄骨造ならではのアイデアです。

廊下をほとんどなくし、外壁に囲われた空間を最大限に活用。

採光は本堂の屋根越しに確保するので、境内からの目線は気になりません。
 
リビング内階段はご夫婦のたっての希望。使いやすくお洒落な庫裡になりそうです。
リーダー 東松泰志

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