設計行脚

2017.12.5

愛知県蟹江町 真宗大谷派 西福寺の本堂・客殿が完成間近

Category: 本堂新築

愛知県蟹江町 真宗大谷派 西福寺様の本堂・客殿が完成間近です。

本堂・客殿建替えのご相談を受けたのは2016年の1月でした。

「外観がお寺らしくなくて・・・」が住職の悩み。

境内は幅6mの交通量の多い道路に面しているものの、68坪と限られています。

ご提案したのは・・・
道路に向かって、お寺らしい彫刻をあしらった妻面を見せるデザイン。

本堂の入り口も、思い切って、道路に面して設けました。

 
「気軽に手を合わせてもらえるような本堂にしたいんです」は住職。

そこで、道路との間に幅1.5mの通路を設け、軒を掛けました。

お寺らしく化粧垂木にして、彫刻付きの持ち送りで軒桁を支えるデザインです。

この通路へは、スロープでも上がれます。道行く人がちょっと寄り道して、気軽に手を合わせることができる。そんな工夫です

 
「できるだけ多くの方に、本堂でお参りしてほしい」と住職。

敷地の制約から、本堂の広さは間口4間×奥行5間、40畳になりました。
「できるだけ外陣を広く!24畳にしてください」
「それでは、内陣が狭くないですか」

そこで、拡張可能な内陣を考えました。
普段は外陣として24畳を使い、報恩講の時は、框を組み立て、内陣の床を外陣側に伸ばすというアイデアです。

とはいうものの、言うは易く行うは難し!施工を担当した(株)アイチケンの監督と大工が労を惜しまず完成させてくれました。

仏具業者が仏具の搬入を始めました。

「内陣が広げられるなんて、初めて見ましたよ。いい工夫ですね!」と仏具業者にも好評でした。


あとは外構工事を残すのみです。

年内には竣工写真を撮影し、詳しくご紹介します。
 
リーダー  前嶋英孝

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