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2018.7.31

岡崎市の専福寺客殿・庫裡新築工事。見積書を精査して建設会社が決定

2018.7.31

Category: 客殿・庫裡新築

愛知県岡崎市の真宗大谷派 専福寺様の客殿・庫裡新築の工事を一任する建設会社が決まりました。
 
「どうやって建設会社を決めたらいいの?」

どのお寺でも、工事を任せる建設会社
の決定には神経を使われます。

 
できるだけ安い金額で工事を請けてくれること、だけでなく・・・
会社の経営状況、技術力、対応力、さらに将来のメンテナンスも考慮しなければなりません。

弊社では通常・・・
〇お寺と檀家から推薦業者を挙げてもらう

〇ご要望があれば、弊社から推薦業者を挙げる

〇候補に挙がった全ての建設会社の「住所」「売り上げ高」「資本金の額」「公開されている経営データ」「有資格の現場監督の人数」「木造または日本建築の実績」を調べ、一覧表を作成する。

〇一覧表を検討資料にして、安心して工事を一任できる建設会社を建設委員会で絞る。

〇絞られた数社の建設会社に見積りを依頼する。


というプロセスをお勧めしています。
以上の段階を踏むことで、檀家の皆様に納得してもらえると考えるからです。

「なるほど、これなら問題なく進めることができますね」
専福寺の住職と建設委員の皆様も納得され、手続きを進めることになりました。
 



△現場説明会
業者の選定には約1か月を要しました。

そして、5月末に現場説明会を行いました。見積りを依頼する建設会社に連絡し、順番にお寺へ来てもらいました。

現場説明会では、見積依頼書を渡し、設計内容を説明、建設現場を案内しました。


約1か月後、見積り依頼書でお願いした通り、各社から見積り書が提出されました。

住職と主要な建設委員立ち合いのもと、見積書を開封すると・・・見積り金額にかなりの差があります。

 

「こんなに違うものなんですか?設計図には使用する材料も書いてあるんでしょ!」目を丸くする皆様。
 
ただ・・・
見積り書の表紙の金額を過信するのは禁物です。

拾い落としや重複など、見積り内容に不備があることも多いのです。見積り書の不備は、着工後のトラブルの元です。


弊社では必ず、1週間程度の時間をかけて、見積り内容を精査します。

今回も、見積り内容をチェックしたところ、各社とも大小何かしらの不備が発見されました。
早速、各社に指摘し、訂正を依頼しました。

そして、その結果を反映した見積り比較検討書を作成し・・・建設委員会に提出しました。


「開封時の見積り金額とは、かなり違ってくるんですね」

「見積り内容をここまで詳細に確認してもらえば、安心して工事契約が締結できますね」


比較検討書を参考に、住職と委員の皆様が意見を交換して・・・
地元岡崎市に本社を構える、山﨑建設株式会社に工事を一任することが決まりました。
 
お客様に、安心して工事契約を締結してもらうことも、設計士の大切な仕事だと考えています。
リーダー 前嶋英孝
 
  

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