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2018.4.24

神社拝殿の瓦修繕のご相談が、周辺建物の改修設計・監理の依頼へ

2018.4.24

Category: 神社

今年の2月・・・
「神社の拝殿の鬼瓦が落下したんですよ。一度、見に来てもらえませんか?」

現在、本堂耐震改修工事の設計を進めているお寺の総代から、連絡が入りました。

この方は、神社の役員も務めていらっしゃるそうです。

早速、現地を訪ねました。

すると、降り棟の鬼瓦と熨斗瓦が落ち、葺き土が露出しています。寒さのせいで土が凍結、膨張したことが原因で、棟が崩れたようです。

「瓦葺き師を呼んで、直してもらったらどうですか」

「いや、一度調査して、ほかにも悪いところがあれば直してもらいたいんですよ」
ということで・・・現況調査を依頼されました。

 
 
数日後、福田、大江を連れて調査に伺いました。

拝殿だけでなく・・・
門や塀、渡殿も調査対象に入れました。

拝殿に関しては、屋根瓦だけでなく、小屋裏から床下の構造までチェックしました。

また、全ての建物に関して、柱の倒れ、材の劣化状況、水はけや土間のひび割れまで、詳細に検査しました。

 
 
調査から3週間後、氏子の役員にお集りいただき、報告書を提出し、内容を説明しました。

報告書には・・・
「平面図、断面図、屋根伏図などの現況図」「現況写真」「劣化状況の解説」「周辺ハザードマップ」等、必要と思われる資料を揃えました。

「こんなにしっかり調査してくれるとは思わなかった。今後の改修計画にも使える、良い資料ができた」と、喜んでいただきました。

そして・・・

 
 
「複数の工務店から見積もりを取って、工事業者を決定したいんですが・・・進め方がわからないので手伝ってもらえませんか?それと、改修の設計や工事の監理もお願いできますか?」うれしい言葉をかけていただきました。

「ありがとうございます。もちろん、工事の完成まで、責任をもって担当させていただきます」
リーダー 前嶋英孝


  
 

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