設計行脚

2017.8.15

大阪市の黄檗宗 自敬寺本堂を完成ギャラリーにアップ

Category: 本堂新築

最初に声をかけていただいたのは2013年の夏でした。
区画整理で境内の形状が変更になるのを機に、本堂の建て替えを検討されているとのことでした。

「参拝者がたくさん集まる本堂にしたいんです」

ただ、区画整理事業が思うように進まず、気をもんだ時期もありました。しかし、思い切って隣地を購入するという住職の決断のお陰で、計画が一気に現実のものに。

設計の打ち合わせには毎回、寺族の皆様も参加し、「わあ、面白い!素敵!」と大盛り上がり。そんなリアクションに触発され、オリジナリティ溢れる本堂が完成しました。

 
本堂は鉄骨2階建ての2階です。

日本瓦葺きの切妻屋根と2階テラスのフラットルーフのデザインです。

妻の破風には、お寺らしい懸魚の彫刻を吊り、大棟には鬼面瓦を据えました。また、棟の両端には、旧本堂の摩伽羅の彫刻を載せました。

本堂前のテラスの手すりにはエッチングガラスを嵌め込みました。図柄は、摩伽羅、龍、鳳凰、そして黄檗宗独特の卍崩し。屋外階段を含め、エッチングガラスの数は37枚です。

 
本堂は約90帖で、外陣には44帖の広さを確保しました。

タイルカーペット敷きで、床暖房と空調設備が完備しています。

可動間仕切りで、11帖の内陣、17帖×2の脇間、44帖の外陣に仕切ることができます。

内陣屋根にはトップライトを設け、自然光が差し込みます。格天井の高さは4.3m確保しました。


明るくて開放的!まさにこれからの本堂が完成しました。

もっと、もっと詳しく見たい方は、こちらをどうぞ。
http://www.sugano-k.com/jiin/gallery/detail/76