スタッフBlog

2021.6.8

岡崎市の曹洞宗 龍渓院の本堂耐震改修工事の完成検査、床下や小屋裏もチェック(中村)

2021.6.8

Category: 耐震補強

愛知県岡崎市の曹洞宗 龍渓院の本堂耐震改修工事が完了し・・・
住職と総代2名に立ち会っていただき、完成検査を行いました。

ちなみに、龍渓院の本堂は市の調査で1655年に建てられたことがわかっています。

工事は滋賀県甲賀市の(株)片岡工務店にお願いしました。
当日は、片岡工務店の工事監督と専務、弊社からは菅野、前嶋、大江、中村が参加しました。




△完了検査の様子

菅野と前嶋がお客様と仕上げ関係の検査をしている間に・・・

大江とふたりで、小屋裏の耐震要素である【雲筋かい】【土壁】【水平構面の補強】の最終チェックを行いました。
格子壁、荒壁パネル、耐震リングの施工の様子も過去の記事で紹介していますので、ご覧ください。



△小屋裏(雲筋交い、火打ち)


△継手の補強
 

解体工事が終わり、構造がよく見える段階になると、
設計図を片手に、改めて小屋組みの状況を確認しますが・・・
補強方法の再検討が必要になることも度々です。

その際、補強の必要性や方法の変更を素早く正しい判断するためには、
構造や耐力計算の根拠をしっかり理解していなくてはいけません。

例えば・・・
土壁が梁まで達していない(天井で土壁がとまっている)箇所を発見した場合。




△土壁の抵抗機構(隅角部の水平力と鉛直力の合力が対角線方向に働く)

想定している耐力が発揮されないため、早速、監督に、梁下まで土壁を塗るようにお願いします。


△小屋裏の土壁Before。梁下まで達していない。



△小屋裏の土壁After

完成検査では、こういった壁の施工もひとつひとつ確認しました。


検査は大きな指摘事項もなく無事終了!
「菅野企画設計にお願いして本当に良かったと思います」
お客様からうれしい言葉もいただけました。

記事一覧