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2017.7.4

名古屋市の真宗大谷派 法輪寺、本堂・客殿新築工事の建て方(東松)

2017.7.4

Category: 本堂新築

名古屋市北区 真宗大谷派 法輪寺 本堂・客殿を新築します。

本堂は間口5間×奥行7間の広さ。
客殿は19畳、書院は12畳、そのほかに配膳、寺務室、便所など、お寺の機能を約76坪の中に納めました。

工事を一任するのは、岐阜県郡上市に本社を置く澤崎建設(株)です。


昨年、本社まで足を運び、桧、欅、米ヒバなど、使用木材を一本一本丁寧に検査し・・・
質のいい木材が揃っていることを確認しました。

その後、3月に基礎工事が完了。5月下旬から、刻み終えた木材が現場に搬入され・・・
いよいよ建て方が始まりました。




初日は、朝から快晴に恵まれました。

四方にお清めのお酒と塩を撒いてから、作業を開始しました。

大工は総勢6人、3人ずつ2組に分かれての作業です。

先ずは本堂の建て方に着手。8寸角、7寸角の桧柱に手際よく厚鴨居が差し込まれ・・・順番に慎重に、木材は組み上がっていきました。

大工が叩く木槌の乾いた音が、辺りに響き渡りました。




建て方2日目には、本堂の屋根を支える梁と桁が組上がりました。

外陣が40畳と広いので、松の太い丸太を使いました。

一番太い梁は、直径が1尺4寸(42cm)あります。

この後、軒を支える桔木や束、母屋、垂木を組み上げ・・・次は、瓦の野地板張りと順番に屋根の形を造っていきました。

天候にも恵まれ、作業は順調です。
 



建て方開始から約2週間で、瓦の野地板まで張り終え、梅雨入り前には、屋根のゴムアスシート(防水シート)を敷きこむことが出来ました。

本堂は奥に長い長方形の間取りなので、屋根は入母屋造り、妻入りのデザインです。

軒を深く出し、軒先を跳ね上げたので・・・屋根が大きく、勢いよく見えます。

これから、境内の片隅に仮置きしてあった山門を本堂の前に曳き家します。

伽藍は、来年3月に完成する予定です。

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