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2017.1.17

大阪市の黄檗宗 自敬寺本堂新築。只今、基礎の工事中(伊藤知)

2017.1.17

Category: 本堂新築

大阪市 自敬寺様の本堂(鉄骨造2階建)を造っています。

現場では既に杭工事が完了し、只今、基礎工事が進行しています。




自敬寺本堂は、外壁の一部が曲面だったり、駐輪場がピロティだったり・・・エレベーターピットがあったりと、デザインや間取りが変化に富んでいるので、地中梁の高さや形状がとても複雑です。

また、給排水管の配管に伴う補強も必要です。

そこで、
施工図を描き、現場監督と詳細な打合を十分かさねた上で、鉄筋の配筋工事に臨みました。


その甲斐あって、作業は順調に進み、予定の工期通りに完了することができました。



現場にて、配筋検査を行いました。

設計通りの鉄筋が指定通りのピッチで配筋されているか?基準通りの施工がなされているか?を確認していきました。

工事は、岐阜県大垣市に本社を構える(株)宇佐美組にお願いしています。

精度の高い仕事と、良好な現場環境が確保されており、大きな手直し箇所はありませんでした。

ただ、検査に半日近くを要してしまいましたが。。。。




数日後・・・
コンクリート型枠の建込みが完了したので、今度は型枠検査を実施しました。


心配していた曲面壁の基礎部分も、きれいに型枠が完成していました。

清掃の状態も良好です。




1月12日、天候に恵まれたので、予定通りコンクリートの打設を行いました。

建築面積が約267㎡と、なかなかの広さです。 しかも、地中梁~基礎立上がりまで、打継ぎをしないで一度にコンクリート打設を行うため、コンクリート量は90㎥以上になります。

また、コンクリート受入検査を行い、設計通りの配合であることを確認しました。


 

コンクリートの打設は順調に進みましたが・・・
予想通り一日がかりとなり、日没直前まで作業は続きました。

コンクリートの型枠の脱型に続き、鉄骨の建て方が始まります。

既に工場では、鉄骨製作の準備が始まっております。

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